カスタマーストーリー


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僕はいわゆるスーパーカーブーム世代で、ガキの頃はすり切れるほどスーパーカー図鑑を見ていました。御多分にもれずフェラーリ 512BB、カウンタックLP400、ポルシェ 911 が好きだったし、ランチア・ストラトスとか、ミウラとかイオタも大好きだった。本当に鼻血でるほど好きで、最高時速だとか馬力だとか全部覚えていたし、ミニカーは全部持っていた。でも、僕みたいなやつはいっぱいいて、たまに開かれていたスーパーカーショーなるものは鼻水垂れたガキで溢れてかえっていたし、スーパーカークイズなるテレビ番組もあったくらいだ。

「オレは絶対将来スーパーカーに乗るんだ」というのは僕の子供の頃の夢だったわけで、小学生の文集をみていたら「いろんな車に乗れるから中古車やさんになりたい」と書いてあった。今見ると馬鹿っぽくて残念であるが、当時は本気だった。で、結局そのまま大人になってしまい「いい車乗りたいから、お金持ちになりたい⇒起業」というのは僕の起業の一つの理由であった。まあ、これだけじゃないけど。

そんなこんなで会社を楽天に売ってまとまったお金ができて最初にやったことは、ポルシェ 911 を買いに行くことだった。世田谷のポルシェの販売店に行っ時は本当にドキドキした。当時 29 歳。

半ズボンでショールームに行って「すいません、911 が欲しいんですけど」と言ったら当然ものすごい胡散臭い目つきで見られましたが、本気で買いたいと思っている客だと認識されたらすごく丁重に取り扱ってくれて、買うことができました。試乗もしなかった。それが自分で初めて買った車です。

子供の頃の夢がかなう、というのはうれしい割とあっけない。

納車されてしばらくはキャーキャー言いながら乗っていたが、人間って面倒な生き物で慣れてくるっつーか、飽きてくるわけです。興奮が覚めるんですね。そもそも車自体が好きというより、車を買うという行為が憧れていたのかもしれない。残念ながら。

で、次に思ったのが「やっぱりフェラーリか」と。2006 年に F430 なる車が出るというので、思い切って予約してみた。1 年半待たされて納車。ポルシェは友達に売った。

フェラーリ、やっぱり興奮した。すげえ速いし、かっこいい。ああ、オレは子供の頃憧れたあのフェラーリ乗っているんだ、と思うとすごい自尊心が満足した。友達も「こいつフェラーリ乗ってるんだよー」とか言ってくれてオレの見えっ張りな心は非常に満足であった。実際、すごい運転は面白い。

しかし、ここ数年環境問題が急速にメディアをにぎわすようになり、車の排気ガス問題が取り上げられ、ハイブリッドがすごい売れるようになった。その結果、フェラーリみたいな大排気量のスポーツカーを乗っていると「すごいねー」から「環境を汚す悪人」的な見方すらされるになってしまった。

うーむ、そうか。たしかにそうだよな。東京都内で意味なく排気ガス出しているのはまったくエコじゃない。ということで、フェラーリ全然乗らなくなってしまった。もちろんポルシェの時と同様に買った時の興奮が冷めてきたというのもある。

さらに若者の草食系化なる価値観の変化が到来し「車なんて動けばいいじゃないですか、つーか、東京だったらいらないですよ。」ごもっと。至極ごもっともです。まあ、俺はそうは思わないけどそういう人が増えてくるとこちらは肩身が狭い。

昔、銀座で高いお酒を飲んでガハハガハハと笑っているおっさんを指さしてアホだなーと思っていたけど、気がつきゃ自分がその立場ですか、と。そもそもポリシーもってフェラーリ乗っていたわけじゃないのでそういう評価はちょっと寂しくなったりして。

というわけで、フェラーリを売りました。すごい値段下がったけど、仕方ない。乗らない車持っているよりもいいや。ありがとう、フェラーリ、楽しかったよ。子供の頃の夢がかなったよ。

それが 4 月。駐車場も解約して、保険もとめて、これからは一生一台の車でいいや、と心に決めた。

ところがですね。4 月の終わりに会社で目の前に座っている車好きの M さんが「いま、会社の前におもしろい車がきているから見に行きませんか?」と言うわけです。そしたら、テスラロードスター があるじゃない!ホンモノ、初めて見た。すげえ!

テスラ、実は僕はすごい研究していました。というのは、電気自動車にとても可能性を感じていて、電気自動車のスポーツカー、そうまさにテスラみたいな車を作ろう、というプロジェクトに投資していたんです。残念ながらそのプロジェクトはこけてしまったんですが、実際に販売までこぎつきたテスラはすごい憧れの車でした。テスラの会長はペイパルの創業者ということでIT出身ということでも勝手な親近感がありましたし、いつかあんな車を作りたいなあ、と。実際、自分のフェラーリのエンジンをとりはずしてバッテリーとモーターとインバーターつんでEV化したらどうなるだろう、という検討をしたりしていました。

そんなテスラを目の前にしたら、もうあのスーパーカーブームの頃のクソガキに舞い戻りまして「すげー、すげー」という言葉しか出てきません。助手席に乗っけてもらった時には、興奮しすぎて吐きそうになりました。

で、よくよく聞いたらそんなテスラがすぐに 12 台入ってくるって言うじゃないですか。まだ誰からも注文受けてない、って。ということは、今注文入れたら日本第一号。話題の車のファーストオーナーなんて、スーパーカー世代にとってはなんと名誉な話!

でも、1800 万円・・・・。でもでも、フェラーリ売ったから微妙に手元に金があるし。。。えーーーーーーーーい、もう、買ってしまえ!
こんな機会、二度とねーや、と。車に憧れて育ってきたオレの人生的にはここは行っとけ、と思いました。排気ガスを撒き散らしてスポーツカーに乗る罪悪感もなくなるし。ガソリン代、かからないし。

テスラ、うん、かっこいいです。すごい小さいけど、かっこいい。あととても速い。充電はかなり簡単。家を工事して 200V でアンペアもあげたので、急速充電OK です。アーリーアダプターとして、電気自動車に乗るということがどういうことかについて身銭をきって社会実験していきます。

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日本のモータリゼーションを根幹で支える優秀な自動車整備士を育成するのが当校の最も重要な役割です。豊富な知識と実践力のある技術を修得する場となるのは当然なのですが、現在の、そして近未来の車社会を考える優秀な人材育成を目指しています。そうした基本理念の元、学校長として、が昨年、ある重要な提案をしました。「これからの自動車は自然界のエネルギー、つまり再生可能エネルギーをいかにうまく使うかも考えなければいけない。そこでその主役となるのはEV車であり、その普及は必然であるです」ということを生徒に伝えたいと思いました。と言う熱い思いでした。

一般的にEVのイメージと言えば、モーターでは動力的に非力、感電するから怖い、と言う辺りでしょうか。EV導入に際し、そうしたイメージを払拭するためには、どんな選択肢が考えられるか?

さらに生徒たちが興味を抱ける象徴的なEVとは? そこで浮上したのがテスラロードスターでした。ポルシェをも凌ぐポテンシャルと言われる動力性能はもちろん、オープンスポーツの理想的なスタイリングなど、その多くの魅力は教習生だけでなく、スタッフを始めとした関係者の間では話題騒然でした。そして納車時にはほぼ全職員が集合し、大試乗会となってしまいました。

このとき、テスラ ロードスターは今後のモータリゼーションを示す指針になると容易に予想できました。実際にステアリングを握り、走り出してみると興奮はピーク。懸念していた加速感は強烈であり、その速さをまさに音もなくやってのける。実用性のある航続距離を実現するため、バッテリ数や重量の増加は“仕方ない”と考えていましたが、そんな心配は不要でした。あのフル スロットルのときの瞬発力、シートバックに押さえつけられるような感触はまさに快感。そしてこの速さを制御する重要なブレーキ、特に回生ブレーキの強烈な効き具合と、高次元でバランスさせたチューニングは新鮮な驚きでした。

スタッフですらこの状況ですから、生徒たちの反応は容易に想像できました。EVスポーツカーの魅力を発散させるテスラロードスターはまさにアイドルで、生徒たちは目を輝かせて見ています。欲を言えばアンダーカバーだけでも取り外して、モーターの取り付け場所やバッテリの外観や冷却方法を目視出来ればと思っているのですが…。それでも多くの生徒たちはEVのイメージが変わったと言い、大きな可能性に気付いたようです。

最近ではテスラロードスターへの冷静な分析もできるようになって来ました。EVスポーツの可能性、未来像に対して確信を持ちながらも現在のEV車が抱える『航続距離』や『充電時間』などの問題も議論されています。例えばテスラロードスターは満充電で約394㎞の航続距離を持っていますが、国産EVなどを含めると、まだEV全体の実用性は万全ではない。リチウムイオン電池からリチウム空気電池に変われば航続距離は約3倍に延びるなど多くのアイデアも出ます。またアメリカのWiTricity社が持つ電界共鳴のような方法で充電可能なら、充電用コードが不要になるとか、インフラ整備も含めたEV社会を大局的に捉えられるようになりました。

高価で高性能なスポーツカーという単純なベクトルではなく、EVの近未来がどうあるべきかを生徒全員で考えるきっかけを作ってくれたのがテスラロードスターなのです。

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今から 5 年ほど前になるんですが、少しずつクルマへの興味を失っていく自分に気付いたんです。当時は革新的な電子制御技術や内燃機関の成熟などによって、とにかく“誰でも安全で速く走れる”という方向性の車がどんどんとリリースされていました。さらに各メーカーは500 馬力の車が出揃えば、次は 600 馬力オーバーに向かって動き出すというパワー・ウォーズの状況にありました。“これは僕が求めている方向とは少し違う”と漠然とした違和感に気付いたときにはショックでした。小学生の頃から多くのミニカーで遊び、国産スポーツカーやフェラーリ、ランボルギーニと言ったスーパースポーツに憧れ、そして実際にそうした車たちを所有し、車好きを自認してきた僕の心の中にある種の不安が沸き上がったのです。

もう僕は、車を愛せないのか?

そんなときに出会ったのがテスラ・ロードスターでした。今までの車選びでも、そのクルマにしかない、まったく新しい特別なテクノロジーを持つ車に惹かれ、選んできましたが、その点でもテスラなら合格。そして「非エコロジーなパワー競争は、すでに世の中から必要とされなくなったのではないか?」という違和感へのひとつの答えではないか、と。実は初めてテスラを知ったとき「あぁ、自分はいつか、これに乗るんだな」と運命のようなものを感じていたのですが、実際に試乗すると 1 時間後には購入を決定していました。

直感的に、スポーツカーとしてのポテンシャルは高いと感じ、セッティングを自分好みに変更したいという衝動に駆られました。が、すぐに考え直しました。しばらくはテスラ独自の世界をそのままに楽しもう、それがテスラの願いでもあるのだろうから、と思ったからです。エンジン音のない無音の世界で走りを楽しむことに加え、加速時に聞くことができるキューンという音、そして手軽にオープントップになるところなど、多くの驚きに包まれて経験するドライブは刺激的で新鮮そのもの。購入までは充電の問題などで悩んでいましたが、実際に乗り、言葉に出来ないほどの強烈なイノベーションを感じると「今までなんて小さな問題で悩んでいたんだろう」と反省。もちろん、そんなテスラと少しでも長く、ドライブを楽しむために充電スタンドのさらなる充実を望みます。

テスラと過ごすことにより、これから訪れるであろう素敵なカーライフを想像すると、気持ちが明るくなり、力が漲ってくるような気がします。これ、気のせいではないですよね(笑)。

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幼い頃、クルマの窓から外を見るのが大好きでした。飽きることもなくずっと流れる景色を眺め、もちろん座席で寝るようなこともありませんでした。それ以来、車への熱い思いはまったく衰えることもなく、中高生の頃には免許もないくせして、いっちょまえにクルマのデザインに自分なりの批評を与えたりして楽しんでいたんですよ。そんな私の家族なんですが、なんと誰一人、免許を持っていなかったというのだから笑えます。当然、興味があるクルマ、乗ってみたいクルマがあったとしても、どうにもならない。あのころは本当に歯がゆい思いをしたもんです。

大学に入学して早速、免許を取り、中古ですがトヨタのセリカを買いました。自分でクルマを持つとますます車への思いが強くなり興味も増すもんですね。メカニカルなことや歴史など、なんでも知りたくなって片っ端から雑誌を買いあさりましたよ。ちょうどその頃、起きたのがオイルショック。“もうスポーツカーなんて二度と作れない時代” の到来を感じ、ほんと落胆しましたよ。ただ、そうなると余計に排ガス規制前の中古車が気になりだし、英国のロータスが欲しくなったんです。“いつかはレストアしたエランに乗る”なんて言う夢を抱いてましたね。その後、国産メーカーなどが努力してくれたお陰で環境対策が進み、スポーツカーも復活してきました。81 年頃でしたか、トヨタがソアラを発売したときは感涙もので“ようやく日本も、こんなものを作ってもいいんだな”って、ちょっぴり感傷的な気分になったものでした。そんなこともあり就職してからもトヨタ車が中心でしたね。もちろん何度となく“夢を適えたろか”なんて考えたこともありましたが、家族もいたし実用を優先するとワゴンやミニバンが現実の足となったわけです。憧れのクルマはプラモデルや雑誌で我慢でしたね。

2 人の子供が成人すると我が家は常時3台所有でしたね。トヨタヴィッツ、メルセデスベンツ S クラス、エスティマハイブリッド、ゴルフ、スマート、BMW ミニクラブマンなどが入れ替わり立ち替わりガレージの主役となったんです。その中に知人から譲り受けたアストンマーチン DB9 があり、3年ほどたっぷりと楽しませて貰いました。ところがテスラロードスターを知ったことで状況は一変。アストンマーチンを売って購入することになったのです。夢に見たロータスではなかったのですが、だからといって不満なんかはありません。私には一定のクルマ選びの基準を持っているんですが、重要なのは“自分の感性に対して許容範囲かどうか”と言うことなんです。テスラロードスターのエクステリアは一目見ただけで合格。そしてクルマとしての時代性も重要だし、走りのパフォーマンスなども大切。“+ステイタス感を味わえるモノ”であれば尚よいと言う感じ。とにかくトータルでの完成度が高ければ興味が沸いてくるんですよ。

そうした条件に照らしながら、選んだテスラロードスター。やっぱり心が動かされたのは、エコに関しての最新技術”が導入された車だと言うことでしょうか。EVですから、当然と言えば当然なんですが、先取り感とでも言うんですかね、車が今後、生き抜いていく上で大切な時代性が備わっていたことは重要なきっかけとなり、私の興味を強烈に刺激したのです。おひとつですね。道路=排気ガスの出ない世界になっていくを実現できる。それは素晴らしいことだと思いませんか。クルマに限らず、健康や安全や環境に対する人々の意識変化が起きているいま、技術革新も加速しているんですよ。そんな時だからEV は十分な時代性を持っている。ガソリンエンジンだけに拘るのではなく、ハイブリッドや EVなどの代替エンジンはいくつでもあっていいし、共存すればいいと思います。

だからテスラ ロードスターを初めてテレビのニュースで見た時の衝撃は凄いものがありました。その強烈な加速とは不釣り合いというか、静粛性が驚くほど高かった。そればかりか自宅の太陽電池で充電が賄えているというところにも大きなショックを受け、そして興味がどんどん膨らむ。そうそう、安価に作るためにパソコン用電池を使うと言う発想だって感動もんでしたね。大メーカーはクルマを動かせる専用バッテリーを必要と考えましたが、テスラは勝手知ったる汎用電池を集めるという逆のアプローチでいち早く高度な
EV を実現していたのですから、凄いと思いましたね。そして何より嬉しかったのは、虚飾を嫌うロータスとの協業で車体を作っていたこと。そこにあるのは合理的で筋の通ったモノ作りだと確信した途端に“欲しい”と思いました。EVの可能性に気づいて生まれた IT ベンチャーだから、躊躇なく最高位の目標を掲げて世界に EV の潜在力を知らしめた。これこそテスラロードスター登場の意義なのではないか、と感じ取りました。

若い頃からの夢がこんな形で適うとは…。充電インフラの普及を待つことなく、すでに一足飛びに未来の理想像を手に入れた感じ。これから進むべきクルマ社会の早期実現へ一票を投じた気分ですね。もちろんスポーツカーとしても一級品。飛行機の離陸滑走Gのような圧巻の加速。アクセルオフするだけのスピーディな減速。全く滑べる気配もない安定したコーナリング。強大なトルクを瞬時にトラクションコントロールが押さえられるのもEV の特徴かな。とにかく常用域では無敵のクルマだと思うし、そのパフォーマンスを極上の静かさの中で披露してくれる。この感覚は癖になるんですよ。乗れば乗るほど、つまり楽しめば楽しむほど“空気を汚してはいない”という自意識が確立していく感覚など、初めてのものです。ハイブリッドカーや太陽光発電のようにゆっくり移行しながら代替エンジンや代替エネルギーを模索する時代、ゼロエミッションを実用化していることはとてつもなく凄いことですね。他のどの市販車よりも優れた、最先端のエコカーライフは気分最高ですね。

いまロードスターを通勤や子供の送迎に使っていますが、実用を考えるとサルーンも欲しい。そこでモデルSを予約したのですが、その完成度が予想通りに高ければ、もうエンジン車へは戻れなくなるかも知れない、なんてちょっぴり心配になっているところです。

そして太陽電池パネルの技術進化を待って、自宅で電力を自給できるシステムを構築するのが当面の目標です。

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幼いころからクルマが大好き。兄もクルマが好きで、86(ハチロク)のトレノ、AE86(エーイーハチロク)と呼ばれる日本を代表するライトウエイトスポーツ、その友人たちも GT-R など国産スポーツカー好きばかり。僕も 86 を最初のクルマとして選びました。

エンジンは非力でしたがボディが軽く、アクセルに対するレスポンスがいい。おまけにコンパクトですから手に取るようにボディ感覚が分かる。そう、車自体がオーダーメイドの服のようにピタリと体にフィットする。すべてが手の内にあり、自分の技量でコントロール出来る楽しさは、スポーツカー本来の醍醐味。コーナーを踏みっぱなしでクリアしていく快感は何ものにも代え難いし、そんな車、他にはなかった。

86 で車の走りの楽しさを知ってからは国産スポーツカーでレースを楽しみました。トヨタMR-2 ではドリフトだけではなく、ドラッグレースにも出場していました。その次に買った三菱のランサー・エボリューション VIII や IX では雪上、その次に買った RX-7 (FD) はサーキット専用とレース三昧ですね。車の持つポテンシャルを自らのテクニックで可能な限り引き出す楽しさ。その後、国産スポーツカーに魅力を感じなくなって、輸入車を購入しました。アストンマーチン、マセラティ、BMW と悩み、結局 BMW の M5(E60)を購入しました。その圧倒的なパワーには少々、手こずりましたがこのクルマも“操る快感”に溢れていました。

そんなある日、ニュースでテスラを知って、試乗しました。いや~、衝撃でした。それまで何台ものチューニングカーに乗ってきて、強烈な加速感には慣れていたつもりでしたが、テスラの加速は、そのいずれの感覚とも違いました。例えば M5 などはテスラの加速になるまで一呼吸、タイムラグがあるんです。それがテスラの加速感はアクセルを踏み込んだ瞬間に始まる。最初から最後まで痛快で強烈な加速感を伴ってぐんぐん速度が上がるんです。逆に言うとガソリンエンジンはある程度、回さないとその感覚が味わえないのですが、テスラはどんな速度域でも加速する気持ちよさや楽しさがあるんです。シーンを選ばずに痛快感

や気持ちよさを味わう。これ、癖になります。未体験の加速感とライトウエイトの楽しさのコンビネーションは一度味わうと、ホント離れられないですね。

そしていままでのチューニングカーにはなかった楽しみも発見しました。圧倒的な航続距離ですが、充電のことを考えると“ただただ飛ばすだけ”と言う乗り方ばかりは出来ない。アクセルワークに気を遣いながら長距離を走ることさえ、最近では気持ちよくなってきたんですよ。そう、効率よく走れば走行距離はドンドン伸びていく。スポーツカーとしての走りだけではなく、同時に世界最高の EV の可能性を探りながら走る楽しさ。

そんなテスラの魅力に填ったお陰で、実はモデルSも予約しました。ロードスターとモデルS の 2 台所有で行きたい。楽しみのためのロードスターに実用も備えたサルーンのモデルS が加われば EV だけでも僕のカーライフは充実したものになる。もちろん、いままで 「自分だけ楽しんで!」と言っていた家族たちも納得させられますね。

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今年の年賀状は、自宅のある隠岐の島(島根県)で、テスラを囲んだ家族写真で作りました。毎日の末っ子の保育園の送り迎え、スーパーへのお買いものにと日々の足に使っていて、すっかり家族の相棒です。購入した当初は、高級スポーツカーということで大事に大事にしまっておいて、晴れた日にだけ乗るかと思っていましたが、毎日乗りたくて乗りたくて、結局雨の日も雪の日も乗っています。追加でスタットレスタイヤとホイール購入し、元旦にタイヤ交換しました。

離島では電気自動車のほうが リーズナブルです。まず、ガソリンが高い。輸送にコストがかかるわけですからガソリンだけでなく物価は基本的に本州より高いです。島を一周したところで何百キロもあるわけではないので、 普通にコンセントにさしておけば十分です。道路もよく整備されています。ではなぜ いわゆる”エコカー” じゃなくテスラロードスターなのか。

僕と妻は自治医大という、離島や山間部など医療に恵まれない地域で医療を行う医師を養成するための大学の出身で、現在、二人とも隠岐広域連合立 隠岐島前病院の医師です。

14年前、僕は1年の予定で文字通り隠岐の島に流されてきました。今の若い医師たちもそういう思いで着任するのだと思います。着任した当時は、公立病院にしてはよい設備であるにもかかわらず、1年単位で医師が代わるので、満足な医療ができていない状況でした。任期が終わったころ、たまたま院長をやるひとがいなくて、院長になったのを機にこの島の医療を充実させて地域医療のロールモデルを作りたいと考えるようになりました。若い医師たちが隠岐の島でぜひ働きたいと思ってもらえるような環境を作りたいと。すぐにCTを導入し、数年前から診療所病院間でもウェブ形の電子カルテで情報が共有できる体制にして、緊急時や医師不在時にも医療情報が途切れないようにしました。いまではヘリコプターでの搬送も可能です。でも何年も島に住んで働いてもらうには、医療設備の充実だけでなく、島の暮らしが楽しいことを知ってもらわなくてはいけません。なので、テスラなのです。

僕はダイビングに釣り、ヨットを所有し、トライアスロンにも出ています。クルマはテスラロードスター。カッコいいでしょ(笑)。都会で味わえる何か一部の楽しみを放棄すれば、うまい魚が毎日食えて、子供も4人持てて、ヨットやロードスターで雄大な自然の中で思う存分遊べます。隠岐の島の医者は医療設備もいいし、カッコいいし、人生が楽しいぞと若い医師たちに知ってもらって、優秀な医者にどんどん来てもらいたいのです。ヨットもロードスターも釣り竿も全部その道具。

ロードスターはかっこよくて、航続距離や加速性能が抜群。実用の100km前後に加速性能のピークをもってくるというところに興味をそそられました。しっかりした足回りと高剛性のシャーシ&ボディ、止まっていても色気のあるフォルム、圧倒的な加速。島ではフェラーリとかランボルギーニとか言われちゃうんだけど、いやいや電気自動車ですよという時に優越感を持っています。ガソリンをムダに燃やすようなそんな下品なことはしません、と。エネルギー問題や排ガス、CO2のことを考えるといわゆる高級スポーツカーの低燃費版は、いまさらカッコ悪い気がして。

自宅の車庫にはもう一台、1975年のVWビートルがあります。2 回の全塗装を経て、現在も乗っています。妻と知り合ったときに購入して、青春時代をともに過ごしたクルマなので、これもまた二人の愛車です。

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淡路島は自然に囲まれていますから、わざわざ「さぁドライブだ」と気張ってクルマを出すことはありません(笑)。毎日の通勤や出張がそのままドライブになります。

テスラ ロードスターを買うまでは、普通のクルマ好きでした。免許を取ってすぐに中古のイスズ117クーペを買い、マツダRX-7、BMW3シリーズと乗り継いできましたから、クルマに興味がなかったわけではありませんが、確固たるこだわりがあったわけではありません。会社を経営するようになってからは、付き合いのできたセールスマンに言われるまま、BMWの新しいモデルが出たら乗り換えていたんです。

テスラ ロードスターに興味をもったきっかけは仲間の話です。近所の経営者仲間でグループをつくっていて、定期的に視察旅行へ行くんです。ある時にシリコンバレーを視察して、テスラ モーターズを訪ねた“ようです”。というのも、私はそのとき都合が悪く参加できなかったんです。まだテスラがNUMMI跡地の巨大な工場を稼働する前のこと。パロアルトの、自動車工場にしては小さな建物で、手作りで生産されるロードスターを見てきた仲間が、帰国後に興奮気味に、自慢気味に教えてくれるんですよ、「リチウムイオンを満載してたぞ」「0-60mph加速が3秒代らしいぞ」って(笑)。

私の家業は親父から引き継いだ運送業です。親父の時代には淡路特産の瓦を運んでいたようですが、私の代になって、風力発電用の大きなプラントを運ぶ機会が増えました。そうこうするうちに自然エネルギーによる発電に興味がわいて、発電会社を立ち上げました。現在は運送会社の建物の屋根にソーラーパネルを敷き詰めて発電する程度ですが、将来は巨大なパネルを敷く敷地を確保して、メガソーラー規模の発電をしたいと考えています。

そんなタイミングでEVのロードスターを知ったのは、何かの縁かもしれないと思って、東京のショールームまで見にいきました。興味をもって見にいって、勧められるがままに試乗までしちゃったら欲しくなりますよね(笑)。静かなままとんでもない加速をするロードスターの魅力に一発でやられました。

ただ、欲しかった白のシグニチャーの在庫がありませんでした。でも赤の2.5ならあるという。買う気満々だったので、赤を買いました。そうしたら納車からひと月ほどして「白の在庫が出てきました」と連絡がきたんです。買い換えればよかったんでしょうが、その時点ですでに赤にも愛着がわいてしまっていたのです。迷ったのですが、白を買い足すことにしました。先日、自動車雑誌が私を取材にきてわかったのですが、ロードスターを2台所有するのは日本では私だけのようですね。自分ではそんなに特別なことをしているつもりはなく、1台乗っただけでは本当にいいクルマかどうかわからないという思いも多少あったんです。赤と白をランダムに使い分けて確信しましたけどね。

遅かれ早かれ、EVが特別ではない時代がくるのでしょうが、その頃までに島の電力をすべて自然エネルギーでまかなえるくらいになっていたらいいですね。


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