カスタマーストーリー


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幼い頃、クルマの窓から外を見るのが大好きでした。飽きることもなくずっと流れる景色を眺め、もちろん座席で寝るようなこともありませんでした。それ以来、車への熱い思いはまったく衰えることもなく、中高生の頃には免許もないくせして、いっちょまえにクルマのデザインに自分なりの批評を与えたりして楽しんでいたんですよ。そんな私の家族なんですが、なんと誰一人、免許を持っていなかったというのだから笑えます。当然、興味があるクルマ、乗ってみたいクルマがあったとしても、どうにもならない。あのころは本当に歯がゆい思いをしたもんです。

大学に入学して早速、免許を取り、中古ですがトヨタのセリカを買いました。自分でクルマを持つとますます車への思いが強くなり興味も増すもんですね。メカニカルなことや歴史など、なんでも知りたくなって片っ端から雑誌を買いあさりましたよ。ちょうどその頃、起きたのがオイルショック。“もうスポーツカーなんて二度と作れない時代” の到来を感じ、ほんと落胆しましたよ。ただ、そうなると余計に排ガス規制前の中古車が気になりだし、英国のロータスが欲しくなったんです。“いつかはレストアしたエランに乗る”なんて言う夢を抱いてましたね。その後、国産メーカーなどが努力してくれたお陰で環境対策が進み、スポーツカーも復活してきました。81 年頃でしたか、トヨタがソアラを発売したときは感涙もので“ようやく日本も、こんなものを作ってもいいんだな”って、ちょっぴり感傷的な気分になったものでした。そんなこともあり就職してからもトヨタ車が中心でしたね。もちろん何度となく“夢を適えたろか”なんて考えたこともありましたが、家族もいたし実用を優先するとワゴンやミニバンが現実の足となったわけです。憧れのクルマはプラモデルや雑誌で我慢でしたね。

2 人の子供が成人すると我が家は常時3台所有でしたね。トヨタヴィッツ、メルセデスベンツ S クラス、エスティマハイブリッド、ゴルフ、スマート、BMW ミニクラブマンなどが入れ替わり立ち替わりガレージの主役となったんです。その中に知人から譲り受けたアストンマーチン DB9 があり、3年ほどたっぷりと楽しませて貰いました。ところがテスラロードスターを知ったことで状況は一変。アストンマーチンを売って購入することになったのです。夢に見たロータスではなかったのですが、だからといって不満なんかはありません。私には一定のクルマ選びの基準を持っているんですが、重要なのは“自分の感性に対して許容範囲かどうか”と言うことなんです。テスラロードスターのエクステリアは一目見ただけで合格。そしてクルマとしての時代性も重要だし、走りのパフォーマンスなども大切。“+ステイタス感を味わえるモノ”であれば尚よいと言う感じ。とにかくトータルでの完成度が高ければ興味が沸いてくるんですよ。

そうした条件に照らしながら、選んだテスラロードスター。やっぱり心が動かされたのは、エコに関しての最新技術”が導入された車だと言うことでしょうか。EVですから、当然と言えば当然なんですが、先取り感とでも言うんですかね、車が今後、生き抜いていく上で大切な時代性が備わっていたことは重要なきっかけとなり、私の興味を強烈に刺激したのです。おひとつですね。道路=排気ガスの出ない世界になっていくを実現できる。それは素晴らしいことだと思いませんか。クルマに限らず、健康や安全や環境に対する人々の意識変化が起きているいま、技術革新も加速しているんですよ。そんな時だからEV は十分な時代性を持っている。ガソリンエンジンだけに拘るのではなく、ハイブリッドや EVなどの代替エンジンはいくつでもあっていいし、共存すればいいと思います。

だからテスラ ロードスターを初めてテレビのニュースで見た時の衝撃は凄いものがありました。その強烈な加速とは不釣り合いというか、静粛性が驚くほど高かった。そればかりか自宅の太陽電池で充電が賄えているというところにも大きなショックを受け、そして興味がどんどん膨らむ。そうそう、安価に作るためにパソコン用電池を使うと言う発想だって感動もんでしたね。大メーカーはクルマを動かせる専用バッテリーを必要と考えましたが、テスラは勝手知ったる汎用電池を集めるという逆のアプローチでいち早く高度な
EV を実現していたのですから、凄いと思いましたね。そして何より嬉しかったのは、虚飾を嫌うロータスとの協業で車体を作っていたこと。そこにあるのは合理的で筋の通ったモノ作りだと確信した途端に“欲しい”と思いました。EVの可能性に気づいて生まれた IT ベンチャーだから、躊躇なく最高位の目標を掲げて世界に EV の潜在力を知らしめた。これこそテスラロードスター登場の意義なのではないか、と感じ取りました。

若い頃からの夢がこんな形で適うとは…。充電インフラの普及を待つことなく、すでに一足飛びに未来の理想像を手に入れた感じ。これから進むべきクルマ社会の早期実現へ一票を投じた気分ですね。もちろんスポーツカーとしても一級品。飛行機の離陸滑走Gのような圧巻の加速。アクセルオフするだけのスピーディな減速。全く滑べる気配もない安定したコーナリング。強大なトルクを瞬時にトラクションコントロールが押さえられるのもEV の特徴かな。とにかく常用域では無敵のクルマだと思うし、そのパフォーマンスを極上の静かさの中で披露してくれる。この感覚は癖になるんですよ。乗れば乗るほど、つまり楽しめば楽しむほど“空気を汚してはいない”という自意識が確立していく感覚など、初めてのものです。ハイブリッドカーや太陽光発電のようにゆっくり移行しながら代替エンジンや代替エネルギーを模索する時代、ゼロエミッションを実用化していることはとてつもなく凄いことですね。他のどの市販車よりも優れた、最先端のエコカーライフは気分最高ですね。

いまロードスターを通勤や子供の送迎に使っていますが、実用を考えるとサルーンも欲しい。そこでモデルSを予約したのですが、その完成度が予想通りに高ければ、もうエンジン車へは戻れなくなるかも知れない、なんてちょっぴり心配になっているところです。

そして太陽電池パネルの技術進化を待って、自宅で電力を自給できるシステムを構築するのが当面の目標です。


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